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過払金返還請求で脅される司法書士

2016/08/01

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私が司法書士の仕事をしてる中で脅される場面が2点あります、その2点とは何かをご紹介します。

一つ目はヤミ金の対応をしている時、これは皆さんも想像がつくと思いますが、ヤミ金業者の中にはその筋の方もおられますので「今後の支払いはしない」と私が言った途端に激しく脅されます。

まぁ脅された所で私は痛くも痒くもなく、逆に今度はどんな脅し文句で脅してくるんだろうとワクワクする時もあったりします。

脅されてもワクワクしてしまう、これは私が長年クレジットカードのコールセンターで督促発信業務に身を捧げてきた経験からきています、ヤミ金よりもクレジットカードの料金を滞納しているお客さまの言葉の方がよっぽど怖いわけです。

「今からお前を拉致する」とか「コールセンターの場所は突き止めた、帰り道に気をつけろ」と何度言われたか分かりません、本当に実行されてたら私何千回も死んでます。

このような言葉が平気でお客さまから飛び出すので、普通の人はクレジットカードのコールセンターの督促発信業務なんて勤まりません、それくらいハードな仕事です。

クレジットカードの督促業務を続けるには、少しバカになってお客さまに何を言われようとも「お客さまの信用情報を守るために文句を言われてもやり遂げるんだ」と使命感を持ち、怒鳴られても脅されてもそれをある意味「趣味」として受け入れるような器がないと継続してできる仕事ではありません、これが一つ目。

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司法書士が脅される場面、2つ目は過払金返還請求をしてる時に起こります、過払金返還請求で誰から脅されるのかというと、某消費者金融です。

一体何を脅されるのかというと「過払金の◯割で和解しないなら控訴するからな!司法書士のくせに」と脅されます。

※過払金返還請求は基本的に弁護士に依頼をした方がいいと「司法書士の私が債務整理は弁護士を勧める理由」で理由を詳しく述べましたので、そちらをご覧になってない場合は見てみて下さい。

司法書士の私が債務整理は弁護士を勧める理由」でも述べましたが、司法書士は140万円以下の案件しか取り扱う事ができません、これは基本中の基本です。

140万円以下の場合であれば司法書士でも引受けはできますが、実は消費者金融の中には「過払金を◯割で和解しないと控訴するからな、お前さん司法書士だろ?ふざけるな!」と脅しをかけてくる所も少なくありません。

そうです、「司法書士の私が債務整理は弁護士を勧める理由」でもお話しましたが、金額がいくらであろうと、過払金返還請求が簡易裁判所で控訴された場合、地方裁判所にいくわけですが、こうなってしまえばもう司法書士はお手上げです、今後はご自分で裁判所に出頭して頂くか、新たに弁護士を雇わないといけません。

裁判所が開廷している午前10時~12時、13時~15時の間に裁判所に自分で出頭して過払金返還請求をやり遂げる事ができる方が世の中に多くいるとは思えません。

これが最初から弁護士の場合ですと、第一審判決が出た過払金返還請求のような金銭請求訴訟の場合、仮執行宣言がついて強制執行ができますから「控訴」をされても何ら困る事はありません。

過払金返還請求で「控訴」されたからと言って第一審の判決がひっくり返るなんて、ほぼ聞いたことありません。

同じ業界なのであまり言いたくはないのですが、このように「控訴するぞ」の脅しに屈して過払金の額の減額に依頼者に内緒で応じてしまう司法書士もおられるようです。

このような事が起きるので、私個人の方針としては過払金のご相談は債務問題に強い弁護士事務所をご紹介してます。

脅されても当然怖くはないのですが、結局「控訴」されて困るのは依頼者の方ですので、それを考えると安易に引受けができません。

過払金返還請求は司法書士に取っても利益の高い「おいしい」商売ですので、やりたくないと言えば嘘になりますが、依頼者の事を考えると最初から弁護士事務所に依頼していた方が結局金銭的にも精神的にも楽なことが多いです。

決して過払金返還請求に司法書士が悪いと言ってるわけではありません、このように消費者金融から「控訴するぞ、司法書士のくせに」と脅される場面が多々あるわけです、そのようなリスクが司法書士に依頼するとありますよと最初に依頼者の方に司法書士全員がきちんと説明しているかが問題なのです。

また過払金返還請求の手数料が弁護士事務所よりも司法書士事務所の方が安いから来られる方も多くいるのですが、大手の弁護士事務所より手数料が5割、6割安いからと言って納得しない方が「私は」いいと思います、「控訴」をされたらまたさらに弁護士費用がかかるからに他なりません。

決して私の職業である司法書士を否定をしてるわけではなく、このようなリスクがあるということを皆さんに知った上でご依頼して頂きたい、それだけです。