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あなたは「信用情報」開示しないから失敗する

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以前、自分の信用状況を開示して把握しておくのは大事だとお伝えしました。

 

そうなると、過去に自分がどこかで延滞した事がある方などは、延滞の事実が自分の事故情報として個人信用情報機関に登録されてしまったのか?知りたいと思いませんか?

 

そもそも金融事故情報として登録されているのか?いないのか?はっきり確認したくありませんか?

 

また、特に過去に何をしたわけでもないのに、何故か総量規制の枠内であっても消費者金融の審査に落ちる、クレジットカードの審査に落ちる、ショッピングローンに落ちる、そんな場合
自分の信用情報に何か変な情報が載っていないか?気になりませんか?

 

ごく稀な話なのですが、自分の個人信用情報に身に覚えのない金融事故や延滞情報が載っている事があります。これは金融業者のシステムエラーで誤って全然違う人の個人信用情報に金融事故を登録したり、延滞情報を登録したり、同性同名とかのケース。

 

金融業者はネガティブな情報を個人信用情報機関に登録しても、あなたに登録しましたよー、と通知し、お知らせはしませんので、誤って登録された本人は、そんなことに気づきません、金融事故を起こしたこともないのに、ある日を境に、どの金融商品を申し込んでも何故か落ちてしまう、そんな事が起こる場合があります。

 

実際、間違って登録をしてしまった方からの連絡で判明したケースがほとんど。ということは、キチンと自分で定期的に信用情報を開示しておかないと、金融業者のシステムは何事も100%ではないので間違った登録をされてしまい、不利な状態になってる事があるんですね。

 

借金を全部返してるのに、返した事になっていないとか(残高ありでずっと残る場合)、本当に様々なケースです、しかし、それは金融業者ではなく、あなたから開示をして間違いを指摘してもらわないと、ほぼ判明しないことがほとんど。それはそもそも勝手にあなたの個人信用情報をあなたの同意なしには見れないので金融業者も照合ができないんですね。

 

前に一度登録された個人信用情報が誰かの手で消えることはないとお伝えしましたが、例外的に個人信用情報機関に登録されている内容が事実と違う場合には、その誤った個人信用情報を登録した金融業者に連絡することで、その情報を訂正、削除してもらうことが出来ます。

 

個人信用情報を確認?なんだよそれ、面倒くさなーと思うかも知れませんが、経験上、簡単に借金を重ねてしまう方ほど、この「信用情報を確認して把握しておく」ことを教えたとしても面倒臭がって怠ります。何度アドバイスをしても面倒くさいの一言で、開示をして確認をしようとしません、言い方は悪いんですが、お金の事というか、金融情報に対する繊細さに欠けてるんです。

 

私は今まで金融業者のコールセンターで働いて、様々な誤った個人信用情報のレアケースを見てきたせいか、金融業者のシステム自体を信用できず、金融事故を起こした事もないのに、毎月自分の信用開示するくらい、疑い深くなってます。これはこれで職業病に近いものがありますが。。。

 

ローンの審査に落ちたら自分の信用情報を確認する、というより、金融商品に申込をする前には必ず個人信用情報を開示、確認してから申込をしましょう。

 

例えばA社と言う金融会社があなたの個人信用情報を誤って個人信用情報機関に登録したとします。そして、あなたはそれを知らずにB社に申込をすると、当然A社のネガティブ情報を見てしまったB社はあなたを審査で落とします。それをおかしいと思い信用情報を開示してA社の誤登録が判明、そしてA社に抗議して、誤った個人信用情報を訂正してもらいます、しかし再度B社に申し込んでも、高い確率でB社の審査に落ちます。

 

いわゆる機械審査のスコアリングの段階で自動で審査落ちます、それはあなたの誤った個人情報を社内情報として社内システムに蓄積してしまったからです、しかもタチの悪いことに、あなたの社内の個人情報はあなたに開示をする義務がありませんので、あなたが、アレはA社が間違った情報を載せただけなんだ!審査を落とすのはおかしい!と後から言っても、取り合ってくれません、言うだけ無駄です。

 

ですから、特に過去に何もなくても大事な金融商品の申込の「前」には必ず自分の個人信用情報を開示しておく癖をつけておいて下さい、開示もせずにどんどん申込をしても自らネガティブ情報をばら撒くだけです。もう一度言います、申込の前に開示で確認をしておく。

 

くどいですが、自分の個人信用情報の開示をしないで金融商品を取り扱うのは危険です。

※CICの来社開示の方法が変わりました、詳しくは
CICの新システムC-touchで実際に信用情報を来社開示してみた
を参照して下さい


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