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個人信用情報について日本で一番詳しく解説しているサイトです。

日本人が個人信用情報を理解してない理由

2016/08/01

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私が司法書士として債務整理のお仕事をさせて頂き、債務問題を抱えてる方とお話をする中で驚くのが「自分の借金を把握してない方が多い」と言う事です。

要するに、どこにどれだけ自分に借金があり滞納延滞しているか、滞納し始めてからは思考停止してしまい、借金をどこにどれだけしてるのか把握してないんですね。

どこにどれだけ借金があるのか分からないでは債務整理はできないので、まずあなたの個人信用情報はどのようになってますか?確認した事ありますか?とお尋ねすると100人中99人は「個人信用情報ってなんですか?」と聞かれます。

これは債務整理をする方に限らず、一般の方に「個人信用情報」とは何であるかと質問しても、住宅ローンを組んだ事のある方やクレジットカードマニア、現在金融業務に携わっている方以外は殆んど知らないと答えるはずです。

また自分の個人信用情報をどのように確認したらよいか分からない方から過去にあったトンデモ質問に以下の事がありました。

・個人信用情報開示するには日本銀行に行けばいいのか?
・個人信用情報開示するには警察に行けばいいのか?
・個人信用情報開示するには役所に行けばいいのか?
・個人信用情報開示は戸籍に載っているのか?

個人信用情報が何であるかを分かってる者からしたら「えっ?」と思うような上記のような疑問も、知らない人にとってはこのように思っても仕方ないのかもしれません。

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しかし、社会人になり住宅ローンを含んだクレジットライフをおくるには個人信用情報って非常に大事な事なのですが、なぜこんなに認知されてないんでしょうか?

それは学生時代に「クレジットヒストリー」「クレジットスコア」等、色々呼び名はありますが、要するに個人信用情報というものが世の中には存在して、クレジットカードやローンを利用した時やする時に必ず使われるものだと教育をされてないから、これに尽きます。

欧米はクレジットヒストリー、個人信用情報とは何であるかを子供の頃から学校で教えてます、それは欧米では小切手文化があり、信用がないと小切手を使えないので、小さい頃から学校で個人信用とは何であるかを普通に教えて皆理解しています。

だからと言って欧米の方が破産等の金融事故を起こす確率が少ないのかというと、そうではありませんが、個人信用情報というのがあると分かってて金融事故を起こすのと起こさないのとでは大きく違うと思うんです。

日本人の多くは個人信用情報という存在を知らないので、金融事故を起こしたらなぜクレジットカードやローンが通らないのか分からないという人が大勢います。

また、金融事故を起こした方の中には個人信用情報の存在はうっすら知っていて、「自分はブラックである」と分かってる方もいるのですが、肝心の個人信用情報の開示方法を知らないので、取り敢えず手当たり次第にクレジットカードの申込をしてみて、何か金融事故情報が載っていれば審査に落ちるだろう、それで確かめようくらいに考えてる人が本当に多いんです。

もし仮に何らかの金融事故情報が個人信用情報に載っていた時に手当たり次第にクレジットカードの申込審査をしたりすると、自らの金融事故情報、ネガティブ情報をどんどんバラまく事になります。

きちんと債務整理をして個人信用情報に載ってる金融事故を消してから申込をすればクレジットカードの審査に通過したものを、わざわざ自分から金融事故情報をバラまくものですから、金融事故情報を他社の社内システムに取り込まれてしまい、迷惑をかけてないクレジットカード会社やローン会社の審査に今後一切通らないような事態に陥ります。

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また過去に債務整理をした人が、自分の喪が明けたのか確認をする為に、個人信用情報を開示しないでクレジットカードの申込を行うことでまだ自分がブラックではないか確認しようとする方、これも非常に多いんですね、なんでそんな事するのか聞いたことあるんですが「個人信用情報の開示って時間もかかるし面倒くさいじゃないですか」と答えが返ってきます。

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クレジットカード「喪明け」の意味

債務整理をしたのに、その後の自分の個人信用情報の開示が「面倒くさい」、なんともトホホな理由なんですが、債務整理をした後すぐに個人信用情報の開示をしないと金融事故の証、いわゆるブラックである事を示す「異動」という記載が完了しておらず、債務整理をしたのにいつまで経ってもブラックなままという「成約残し」の現象も珍しくありません。

【関連記事】
「成約」残しを見つけた場合の対応方法
成約残しの対応例
自己破産後に成約残しを発見した場合の対応方法

また、過去現在に全く延滞や滞納をした事のない健全な方でも定期的に自分の個人信用情報は開示するべきです、理由は「間違った情報」が個人信用情報に掲載されてる事が少なからずあるからです。

CICやJICCと言った個人信用情報の情報はクレジットカード会社やローン会社が更新していきますが、その情報が絶対100%正しく更新されている保証はありません、延滞をしてもいないのに延滞の事実である「A」をシステムエラーの影響でCICに付けてたなど稀ではありますがあります。

そんな事一度もないよ、ありえないとおっしゃる方が多いと思いますが、長年クレジットカードのコールセンターで様々なクレームを受けてきた経験からすれば、数こそ少ないですが実際にあります、自分に今までなかったから「ありえない」と思うのは間違いです。

間違ったままの個人信用情報を放置しておくと、他社が途上与信をする時に見られてしまうと最悪「利用停止」という事態に陥ります。

また、利用停止になって後から個人信用情報を訂正しても利用停止になったクレジットカード会社にその事を説明しても取り合ってくれるカード会社はないと思った方がよいでしょう、このような事があるから、自分の個人信用情報は確認をしておかないとまずいわけで私も半年に一度は自分の個人信用情報を開示して間違いがないか確認してます。

私がクレジットカードのコールセンターに勤務していた時に驚いたのは、現在進行形で他社で滞納していて、個人信用情報に金融事故のネガティブ情報満載なのにクレジットカードの審査を申し込んでくる方、過去に自己破産等の債務整理をして喪が明ける5年を経過したが、成約が残ったまま(成約残し)クレジットカードの審査を申込をしてくる方が非常に多く、なんでこのお客さま達は申込審査の前に自分の個人信用情報を確認しないんだろう、自分のネガティブ情報を申込によってバラ撒いてしまい、今後この会社での審査通過は無理になるのにと不思議で仕方ありませんでした。

しかしその疑問も家業である司法書士を継いで直接債務整理をする方とお話する立場になって分かりました、答えは簡単「皆、個人信用情報とは何かを知らないから」でした。

また、自己破産等の債務整理をした後に個人信用情報に万が一「成約残し」がないか、債務整理完了後に確認をするように依頼者に説明する弁護士や司法書士も非常に稀です、私の場合はそのことを念を押して説明しますが、多くは「聞かれないから答えない」司法書士や弁護士が多いのも事実。

ですから個人信用情報の確認や理解は自分で行ない守るしか方法がないんですね、あなたの周りの方にも「個人信用情報って知ってる?」と聞いてみて下さい、知らない人が多いので、奨学金の滞納延滞、携帯分割の分割の滞納延滞でブラックになる方今非常に多いんです、皆さんも個人信用情報には一緒に気をつけていきましょう。