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ソフトバンクが個人信用情報を正しく説明しているかiPhoneの分割審査をしてみた

更新日:

個人信用情報機関への誤登録が話題になったソフトバンク、新型のiPhoneも出て売上も絶好調のようですが、

 

iPhone等のスマートフォン分割審査の際にきちんと「これはローンであり、支払いを怠ると個人信用情報機関に登録されて、あなたの信用情報を傷つける可能性があります」との説明をきちんとしているのか、確認しに行ってきました。

 

上記の記事では私がドコモに出向きiPhone分割審査をしてみて契約の際に「これはローンであり、支払いを怠ると個人信用情報機関に登録されて、あなたの信用情報を傷つける可能性があります」の説明や個人信用情報機関について説明をしているか検証したのものです。

そして今回はソフトバンクに私が実際に出向いて実際に新型iPhoneの分割審査をして契約を行うことで分割審査の契約の際に「これはローンであり、支払いを怠ると個人信用情報機関に登録されて、あなたの信用情報を傷つける可能性があります」ときちんと説明があるのか、個人信用情報機関についてきちんと説明しているのか確認してみました。

 

今回私がソフトバンクのiPhone分割審査をした所は全国でも十数ヶ所しかない、いわゆる「直営店」と呼ばれる所です。

 

なぜわざわざソフトバンクの直営店でiPhoneの分割契約をしに行ったのかと申しますと「ソフトバンクの代理店だから説明が足りなかった」との言い訳が出来ない環境で契約したかったからと言うのと、

 

直営店は代理店よりも窓口の社員教育がしっかりしてますので、契約時の説明にぬかりがないと判断したからです。

 

ソフトバンクのiPhone割賦契約購入までの流れ

では実際にソフトバンクのiPhoneの分割審査、契約がどうなっているのか流れを見ていきましょう。

 

ソフトバンクの窓口ではiPhoneの契約をしたい旨を伝えると、まず最初に以下のような「iPhoneご契約に際しての注意事項」という書類を渡され、窓口の方が1項目づつ説明してくれます。

 

この点、個人的に非常に分かりやすく丁寧でドコモでiPhoneを購入してもここまで説明はしてくれませんでした、ソフトバンクは日本市場でドコモよりiPhoneを先行発売していたノウハウがこういう所に出ているのだ

と思います。

 

そして、窓口の方が色々と説明する中で自分の契約したいプランや機種が決まると、以下のような月々の支払いイメージをよく見てiPhoneを一括払いで支払うのか分割払いで支払うのか選択していきます。

 

ソフトバンクでは携帯端末の分割払いのサポートを「月月割」と言って、毎月の利用料金から最大24回に渡って割り引いていく仕組みになっています。

 

 

私の場合、iPhoneを分割払いではなく一括払いでもよかったのですが、いわゆる「割賦契約」しない事にはソフトバンク窓口での契約の際に「これはローンであり、支払いを怠ると個人信用情報機関に登録されて、あなたの信用情報を傷つける可能性があります」の説明があるのか、また個人信用情報機関についての説明があるのかの確認、またその後の個人信用情報の登録状況の調査が出来ないので、あえて分割での購入としました。

 

正直、ドコモ経由で新型iPhoneは既に持っていますので、同じ新型iPhoneはいらなかったのですが、ここでもあえて新型iPhoneを割賦契約で購入してみます。

 

そして今回はiPhoneを分割購入であるとの意思をソフトバンクの窓口の方に示すと、タブレット端末である「iPad」にて以下のような画面を出され同意を求められました。

 

※ソフトバンクの窓口では基本的に契約時、タブレット端末である「iPad」でタッチペンにて署名を行います。

 

この画面を出しながら「今からお客さまの信用情報を調査して分割購入が出来るか審査をしますので、ここにサインをお願いします」と説明がありました。

 

また、画面をスクロールしながら下記の内容もさらっと説明します。

 

 

要するに「あなたがiPhoneを分割審査したいと言うから、あなたの同意の元で、あなたの個人信用情報を照会して審査しますので同意して下さい」と言う意味です。

 

ここで私が窓口担当の方にして欲しい大事な説明は以下の2点。

  1. 今から携帯端末の分割の審査をするので、今から個人信用情報機関に照会をかけること
  2. これはローンであり、支払いを怠ると個人信用情報機関に登録されて、あなたの信用情報を傷つける可能性があるということ

 

さて、ソフトバンクの窓口はきちんと①と②を説明したんでしょうか?

 

たしかに①の今から審査をするので個人信用情報に照会をかける事の説明はきちんとされましたが(ドコモではこの点の説明すらない)、肝心の②についてはドコモ同様説明はありませんでした。

 

たしかにソフトバンクがiPadで提示した上記の画面に「信用情報機関に支払い遅延がある場合、他のククレジット契約ができないことがあります」と書いてありますが、ただそう書いてあるだけで口頭での注意喚起がありませんでした。

 

そしてソフトバンクの窓口の方が運転免許証の番号等をiPadに入力し終えて数分後、無事審査が通過との回答をもらい、正式に契約をしていくのですが、iPhoneの分割審査が通過した後に出てくる契約の確認書もiPad上で行います。

 

※以下が分割審査が通過後にもらった新型iPhoneで、既にドコモでシャンパンゴールドを手に入れてたのでソフトバンクではシルバーです。

 

 

そして契約の最後に一括して契約書等をプリントアウトしてまとめて書類を頂けるのですが、その中に大事なものが以下のように、ひっそりと混じっていました。

 

ちなみにこれは分割審査の際に「今からお客さまの信用情報を照会します」と言われて同意した画面を下にずっとスクロールしていけば見れる画面面でした。

 

逆に言えばあの時にスクロールしていかないと見れない画面でもあります、99%普通の方はそんな事に気づきませんので、契約の最後で出てくるこの用紙に気づかないと大事な事なのに分からないままとなります。

 

この用紙で大事なポイントは赤い枠で囲ってみましたが、要するに「(携帯の分割払いは)これはローンであり、支払いを怠ると個人信用情報機関に(滞納であると)登録して、あなたの個人信用情報を傷つけてしまいます」という事です。

 

ソフトバンクは携帯キャリアの中でも契約時に色々ときちんと説明をしてる方なのですが、スマートフォン等の分割払いは通常のローンであり、それを滞納すると金融ブラックになる事をお客さまにきちんと説明しないと駄目だと私は思うんです。

 

何故私が各携帯キャリアはきちんと「これはローンである」と説明しないと駄目なのかと思うのかと言うと、以下の政府広報でも警鐘されているように、現在スマートフォン等の携帯端末の分割払いを滞納して自身の個人信用情報を傷つけているケースが若者を中心に広がっている社会現象があるからで

 

 

 

政府広報オンライン
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201301/3.html

 

ここまでが実際に私がソフトバンクで新型iPhoneを分割で契約した中で個人信用情報の説明がきちんとなされているか、ソフトバンクの直営店で調査した結果でしたがいかがでしたでしょうか?

 

やはりドコモもソフトバンクも個人信用情報について契約時にきちんと説明をしていませんでした、「契約書見れば分かるでしょ」ではなく、政府広報でも注意喚起された事態を重く受け止めて、お客さまの為にも早急に改善して欲しいものです。

 

また、ソフトバンクは先日大きく報道されたように、大規模な個人信用情報の誤登録をした前科がありますので、今後はマメに個人信用情報を開示して同じことが起きないかの監視をしないといけませんね・・・・ソフトバンクの登録する個人信用情報機関はCICとJICCの2ヶ所ですので開示する時には気をつけましょう。


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