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クレジットカードの申込情報はどのように見えるか?

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何故クレジットカードを多重申込すると審査に通らないのか、理由を明確に分かってない人が世の中には大勢います。

 

私は長年クレジットカードのコールセンターに勤務してきてお客さまとお話をしてきましたので、どれだけ一般の方が理解をしてないのかが分かります。

 

多重申込が審査に通らない事を知らないのは恥ずかしい事ではありませんが、あなたのクレジットライフを傷つけてしまう恐れがありますので正しい理由を知っておきましょう。

 

実は「何故クレジットカードを多重申込すると審査に通らないのか?」その問に正確に答えられる人って金融業界で働いた事がないと普通の方は100人に1人もいないんじゃないでしょうか?

 

クレジットカードの多重申込が駄目な理由が分からないから審査に落ちてしまい、さらに次々とクレジットカードの申込をしてまうから、また審査に落ちてしまうという負のスパイラル。

 

今回はクレジットカードを申込すると、あなたの申込情報はどのように見えるのか?という話題に絞って実際の申込情報を元に見てみましょう。

 

その前に基本中の基本ですが、クレジットカードに申込をすると審査段階で必ず個人信用情報機関である「CIC」に載っているあなたの信用情報を参照されます。

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これはあなたが金融事故をどこかで起してないか、また過去に起こしていないかを見る為のもので俗に言う「ブラックリスト」と呼ばれるものでもあります。

 

クレジットカードやローンを利用する場合、金融業者があなたの信用情報をCICに登録したり参照することは法律でも義務付けられていますので、クレジットカードの審査の時にCICを見ないクレジットカード会社は日本には存在しません。

 

このような事情から、あなたがクレジットカードに申込した事は必ず個人信用情報機関であるCICに登録されますから、CICの情報を見ればあなたがどれだけクレジットカードやローンの申込をしたのかが一目で分かります。

 

また、CICに載っているあなたの個人信用情報は郵送で取り寄せる方法やCICに直接行って確認する来社開示、そして便利なインターネット開示もあります。

 

それではCICで自分の個人信用情報を開示してどのように申込履歴が載っているか、実際のCIC開示報告書を見て確認しましょう。

 

まずは表紙はこのようになっています。

 

 

次に中を見てみると以下のように私のクレジットカードやローン(携帯分割)の申込履歴が載っていました。

 

 

 

上記を見てもらうと分かるように、何月何日にクレジットカードやローン(私の場合、携帯分割)を申し込んだのか明確に載っていますよね?

 

このクレジットの申込履歴は申込の日から6ヶ月間残ります。

 

もっと正確にいうと申込してから6ヶ月後の月の最初の日に消えます。

 

私の一番古い申込履歴は上記を見ても分かるように昨年の8月6日ですので、このクレジットカードの申込履歴は6ヶ月後の月の最初の日、つまり2月1日に消えます。

 

この画面がクレジットカードの審査の時にクレジットカード会社側にも丸見えですので、次々に連続してクレジットカードを申込してしまうと「この人は連続してクレジットカードに申込をしている、何かお金に困っているんじゃないか?」と勘ぐられて審査に落ちやすくなります。

 

私の場合、既に各クレジットカード会社にかなりのクレジットヒストリーを構築しているので6ヶ月以内に10件申し込んでも審査に落ちないだけで、全くクレジットカードを持ってない方が同じ事をしても同じようには審査に通りません。

 

そして大事なことは審査に通過したのなら、申込履歴に合わせて「クレジット情報」という画面が必ず作成されるということです。

 

申込履歴だけあってクレジット情報がないのは「審査に落ちた」ということが他社でもすぐに分かるということ。

 

以下が実際の私が持ってるJCBカードの「クレジット情報」画面。

 

繰り返しになりますが、この画面があって初めて他社からみてクレジットカードの審査が通ったのか通らなかったのかが分かります。

 

 

このように、あなたのクレジットカードの申込履歴は過去6ヶ月間掲載されてるばかりでなく「クレジット情報」という成約画面があるのかないのかを見られて他社の審査に通ったかどうかも見られています。

 

クレジットカードの多重申込をして全然審査に通らない方は、申込履歴だけいっぱいあって全く成約画面が出てこない信用情報になっているので審査に通らないんです。

 

だって他社が続々と審査に落としてるのに自社だけが審査を通すのってリスクがあるじゃないですか。

 

ですから、全くクレジットカードを持っていない方がクレジットカードに申し込む場合は一斉にクレジットカードに申し込むのではなく、1社目が落ちたら落ちたのを確認して2社目を申込み、それでも駄目なら3社目を申し込んでみます。

 

その3社目でも駄目な場合、この3件の申込履歴が消える6ヶ月間は新たなクレジットカードの申込はやめておきましょう、高確率で審査に落ちます。

 

そして6ヶ月後に3社目までの申込履歴が消えたのを確認して4社目のクレジットカードを申込としていきます。

 

つまり、このような方法でクレジットカードの申込をしていかないと、色んなクレジットカード会社に「自分は次々に審査に落ちてますよ」とわざわざ自分から宣伝して回ってるようなものなので多重申込はしてはいけないと言ってるわけです。

 

また基本的に全くクレジットカードを持っていない、ローンを利用した事のない30歳以上の方は「高齢クレヒスなし」という名前で呼ばれ、クレジットカードの審査に通りにくいのが現状です。

 

ですから携帯電話の分割払いでもして、ご自分のクレジットヒストリーを形成してからクレジットカードの申込をする事をお勧めします。

 

このようにあなたの過去の申込履歴は個人信用情報機関に必ず登録されていますし、またその情報を審査の際にクレジットカード会社は見ますので、むやみにクレジットカードに申し込んで多重申込になることは避けましょう。


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