よくクレジットカードのネット用語としてWEB上で「スーパーホワイト」という言葉を使われる事がありますが、私がクレジットカード会社に勤務して使っていた言葉の経験上、「スーパーホワイト」と「ホワイト」と言う言葉は同じようで違う意味です。
WEB上では混同して使われてたりしますので、クレジットカード会社が使う「スーパーホワイト」の意味と「ホワイト」の意味をここで正しく理解しましょう。
正しい「スーパーホワイト」の意味は、今までクレジットカードを使うの嫌い、現金主義を貫いてきた方、こういう方を「スーパーホワイト」と正しくは言います。
これまで現金主義を貫かれた為、個人信用情報に一切何の履歴もない真っ白な方、こういう方をスーパーホワイトと呼んでました。
また正しい「ホワイト」の意味は、金融事故を起こして債務整理を完了した過去があるが、個人信用情報機関であるCICとJICCは債務整理の完了から5年で金融事故情報を消してしまうので、クレジットカード会社が個人信用情報を審査の時に参照した時に何も履歴がない真っ白な状態のこと、この事を「ホワイト」と言います。
要するに個人信用情報はどちらも真っ白だが、何故真っ白なのか、そもそもの理由が違う点が大事です。
一方は真面目な堅物現金主義者、一方は元金融事故者、全然属性が違うのですが、同じく信用情報が真っ白なことで、なかなかクレジットカードの審査の通らないマジメな現金主義の方をスーパーホワイトと言うのが本当は正しい業界用語です。
WEB上では元破産者で5年経過したので、信用情報が真っ白になり「スーパーホワイト」になったと言ったりしてますが、正しい言い方は「元破産者の信用情報ホワイト」です、くどいですが「スーパーホワイト」ではありません。
しかし、昨今のクレジットカードの審査というのは機械審査による超高速なスコアリング(属性とスコアリングを参照して下さい)をまず最初にやります、この時にクレジットカード会社のシステムが申込者の信用情報を参照する時に信用情報が真っ白だと、スーパーホワイトだろうとホワイトだろうと、容赦なく人間の目に触れる前に審査に落ちます、いわゆる信用情報が真っ白な事が理由での瞬殺です。
一部のいわゆる審査の甘いクレジットカードを除き、今のクレジットカードの多くは信用情報が真っ白だと容赦なく機械審査の段階で落とすのが普通です。
この事から、携帯分割(携帯割賦)でクレヒスを付ける事から始めないといけないわけです。
今は携帯端末の分割払い(携帯割賦契約)でも支払いをキチンとしていれば、個人信用情報にその支払履歴を載せます。
要するにクレヒスとなるわけですね。
とにかく携帯端末の分割払いでのクレヒスが有効か有効でないか議論が起きるんですが、
webでの申込でシステムによる自動審査がある以上、携帯分割のクレヒスでもよいので付いてないと、人間の目にさえ触れる事なく審査落ちしてしまうので最低限それは防ぎましょう、という事です。
誤解しないでいただきたいのは、携帯分割で出来たクレヒスで必ずクレジットカードが通るのではなく、携帯分割のクレヒスによって審査のスタートラインに立ちましょう、そういう話です。
それを踏まえて以下に
「スーパーホワイトがクレジットカードを取得するまでの流れ」を書いておきます
携帯端末を分割で買う(携帯割賦契約)
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最低半年、携帯分割のクレヒスを付ける
↓
個人信用情報を開示して、携帯の分割払いで半年分クレヒス「$」がついたか確認
※ ドコモ、ソフトバンク、AU、どのキャリアでも支払いがあると「$」マークがつきます
↓
マジカルクラブカードJCBかコスモザ・カード(ハウス)に申し込む
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コスモのハウスカードか半年クレヒスを積む
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出来るならマジカルクラブカードJCBでも半年クレヒスを積む
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ここで始めて、本命のカードを申し込む
以上が大まかな流れですが、このように時間がかかります、信用情報を育てるというのは、時間がかかるんですね、仕方ないです。
これを慌てて本命にいきなり行ってしまったり、マジカルカードで修行をしないとスーパーホワイトが本命のクレジットカードにいきなり審査に通過するのは困難だと思われます。