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docomoの社員が語るドコモのiPhone審査が甘くない理由

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とうとうドコモもアップル社のiPhoneを取り扱いを開始しました。

 

今までドコモでiPhoneを取り扱わないが為に他社に転出していたユーザーも相当数おり、それらのユーザーからの再転入が期待されています。

 

私は普段、司法書士のお仕事をさせて頂いてますが、その仕事の中でも債務整理に関わるお仕事をさせて際に毎回、個人の方の個人信用情報の認識は甘いなと痛感します。

 

それというのも、債務整理のご相談の中で元々私が前職でクレジットカードのコールセンターで審査に携わっていた事や携帯各キャリアに友人がいる事をお伝えしてますので、債務整理後も過去のご相談者さまから、クレジットカードやスマートフォンの分割審査について質問されたりするんです。

 

そういったお客さまが、今回ドコモがiPhoneを取り扱う事に関して口々に言うことは「ドコモはソフトバンクとauから顧客を奪い返す為に新型iPhoneの分割審査を甘くして顧客獲得に繋げるはずだ」と言う事です。

 

この事については以下の関連記事にも出てくるドコモ社員の友人に聞いてみましたが、

 

 

返ってきた答えは「今回の新型iPhoneで審査が甘くなるなんてありません、上層部はむしろ審査を厳しくすると思うよ、ドコモのiPhone参入のタイミングでiPhoneの分割審査が甘くなると思ったら大間違いだよ」と言うことでした。

 

それには理由があります。

 

過去にソフトバンクはとにかく顧客獲得主義に走り、iPhoneの分割審査を甘くして信用調査を十分しなかったため、分割代金を支払わない契約者が続出して、累積で500億円もの焦げ付きが発生して特別損失を出した苦い経験が携帯通信業界にはあるんです。

 

ドコモもソフトバンクと同じ株式会社です、iPhoneを使って無茶な分割審査で顧客を獲得した事で大きく損失出せば経営陣は責任を取らないといけませんし、ドコモはかなり保守色の強い携帯通信会社なので、既存の顧客が未だにソフトバンクの倍いる事を考えると無理にiPhoneの分割審査を甘くしないでも長期スパンで勝算があると思っているはずです。

 

ここで過去のスマートフォン(スマホ)の分割審査でおさらいしたい事はドコモで新型iPhoneを分割できる方というのは、当然他社で長期滞納や踏み倒しをしておらず、また既存のドコモユーザーであれば、今までの料金支払いに問題のない方となるはずと言う事。

 

ましてや、既存のドコモユーザーでアンドロイド端末の分割料金を延滞し続けてる方や踏み倒しをしてる方は今回の新型iPhoneの分割審査は厳しいものとなりそうです。

 

以前、私の事務所で債務整理したお客さま方が新型iPhone発売日である本日、ドコモでiPhoneを分割審査をされたようですが、やはり分割購入出来た方と出来なかった方がいらっしゃいました。

 

話しを聞くと、ドコモでiPhoneの分割審査が通らなかった方は今までのドコモの携帯料金の支払いをまともにしてこられなかった方だったり、現在他社を踏み倒してる方でした。

 

また逆に、直近自己破産をされた方、いわゆるブラックな方でも今回ドコモでiPhoneの分割審査を通過してるのを見受けられましたが、その方は他社はもちろん、ドコモにも過去に一切迷惑をかけていない方です。

 

つまり、ドコモのiPhoneの分割審査というのは、直近自己破産等をして個人信用情報が真っ黒な方でも、他の通信会社と共有している長期滞納者情報に情報が載ってない事、また、ドコモで過去の支払いに問題がないという事が確認できれば他社と同じようにiPhoneの分割審査を通過させているようです。

 

そもそもの話ですが、直近、自己破産をしていればクレジットカードや住宅ローンの審査は100%通りません、そういう仕組みです。

 

しかし、携帯各社の分割審査というのは非常に特殊なので、よっぽど通信会社で悪さをしていなければ、クレジットカードや住宅ローンの審査と比べて格段に甘い事には変わりがないようです。


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