金融事故を過去に起こして無いことが条件ですが,30歳以上で、今まで真面目にやってきた、しかしクレジットカードがどこも通らない,給与振込の銀行のキャッシュカード一体型も断れた。
じゃぁどうすればいいか?
この場合は、賛否両論あると思いますが,「携帯電話の分割払い」まずはクレヒスを積む事をお勧めします。
なぜ携帯分割なのかと言うと「携帯電話の分割払いに注意!」で説明しましたが、現在、ドコモ・AU・ソフトバンクの携帯各キャリアはスマホ等の端末を分割購入(割賦購入)をすると、契約時の書類の細かい字を見ると分かるのですが、割賦契約時に個人信用情報機関を参照し、その事実を「登録」すると書いてあります。
要するに、CIC等の信用情報機関に、自分の携帯分割の情報が掲載され、きちんと毎月携帯の支払いを怠らなければ、信用情報機関に「支払い」をした事実が記録されていきます(※「個人情報機関について」を参照)
基本的にきちんと口座振替が出来れば、個人信用情報に「$」マークがついていきます、それがクレヒス(クレジットヒストリー)になります
(※詳しくは「携帯の分割払いに注意!」を参照)
携帯の分割はクレヒスにならないと断言される方がいますが、私のかつてのクレジット業務で知り合いになり、未だに友人として交流を持たせていただいているクレジットカードの社員さんに携帯分割での久ヒスをどう見るのか聞くと、やや高ステータスなカード会社の社員さんは、「携帯の分割払いのクレヒスをうちのカード会社ではクレヒスとみなさない」と意見の方と、
やや審査が甘めの流通系のカード会社の社員さんは審査の時に信用情報を覗いて信用情報が真っ白よりはマシとして「うちのカード会社ではは携帯の分割払いでのクレヒスでもクレヒスと見なす事があるよ」と反対の意見を言ってる方もおりましたので、
携帯の分割払いがクレジットカード取得のためのクレヒスに100%クレヒスになるとはクレジットカード会社によって意見、運用が違うので断言出来ませんが、最初から高ステータスのクレジットカード会社を申込む人もいないと思うので、現在個人信用情報が真っ白の人には有効かと思います。
携帯なんか一括で買えるのに、わざわざ分割にすることに違和感を覚える方もいらっしゃるかと思いますが、真っ白(何も載ってない)信用情報に何かしらの支払い履歴をつけるにはてっとり早い方法です。
そうやって最低半年は支払い履歴(修行)を積んで下さい、理想は1年支払いをしてから、そうしてからやっとクレジットカードの申し込みの下地ができます。
やっと申し込みの戦略を立てる時がやってきましたが、ここで慌ててはいけません。
そもそもなんで高齢クレヒス無しはクレジットカードが持てないのか?
クレジット業界で言う高齢、30歳以上で今までクレジットカードも持ってない、ローンも組んだことのないそういう方が何故かクレジットカードが持てません、理不尽な話ですが現実はそうです。
何故、そういう真面目な層がクレジットカードの審査に落ちるのか?
実は「ある別の層」とクレジットカード会社から見れば、かぶるから敬遠するんです。
ある層とは破産免責等の債務整理から5年経過して、個人信用情報であるCICとJICCからその金融事故情報が消えて真っ白になってしまった層の人たちを指します。
要するに債務整理をして5年経過すれば個人信用情報が真っ白(ホワイト状態)になり、クレジットカード会社から見れば今まで全く現金主義でカードを作ってこなかった人も個人信用情報が当然真っ白ですし、過去に金融事故を起こした人も債務整理完了からCICとJICCでは5年経過で真っ白になるんで区別が付かないんですね。
ですからある程度の年齢になってるのに何の信用情報も載ってないと理不尽ですが元金事故を起こした人と誤解されてしまうケースが多々あるので最低でも携帯端末の分割でクレヒスをつけて申し込んだ方がクレジットカードの審査は通りやすいということです。