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CICを参照しないクレジットカード会社

2016/08/01

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「CIC参照しないクレジットカード」をお探しの方、このキーワードにはには2つの意味があります。

一つ目の意味は審査の時にCICを参照しないクレジットカード会社は存在するのか?という話になりますが、今は「割賦販売法」という法律があり、割賦販売をする会社はすべて指定信用情報機関に登録しないといけません。

そしてその指定信用情報機関とは「CICとJICCだけ」です。このため、日本に存在するすべてのクレジットカードは、個人である消費者の支払可能見込額を調査することが義務付けられ、調査を行うに際しては、指定信用情報機関が保有する特定信用情報を使用することが必要とされ、基礎特定信用情報を指定信用情報機関に提供する義務を負っています。

要するに日本でクレジットカードを作ろうとしてCICの参照をしないでクレジットカードを作成できる所は存在しないということです。

さらに変えれば、CICを参照しないクレジットカードは存在しないということです。

2つ目の意味はCICを参照しないで審査が完結する事があるのか?という意味です。

「CICを参照しないで審査」が完結って何のことだが、一般の方は分からないと思いますが、クレジットカードのコールセンターで長年苦情を受けつづけてきた私には、よくある苦情の一つを思い出してしまいます。

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この苦情は秋から冬にかけて多いのですが、苦情のお客さまは主に大学卒業見込みで企業内定者の方達です。

就職活動をして企業に内定をもらったので就職前に学生時代に使っていたクレジットカードよりもよりステータスのあるクレジットカードを求めて、ステータスの高いクレジットカードに申込をされる方が多いんですね、秋から冬にかけて。

私の感覚ですと、社会人となって働いて3年目でやっとなんとか社会人と言えるもんだと幼い頃から親から言われて育ったものでしたから、社会人とは同じ場所に勤務して3年経ってやっと信用を得るものだと個人的には思うのですが、最近の若者は大企業に内定を貰ったから立派な社会人と思われてる傾向が多々見られます。

こういう思考というか傾向は私がクレジットカードのコールセンター業務に携わってから年を追うごとに増えていってた気がします。

ここで「CICを参照しないで審査」の話に戻るわけですが、これは一体何の事を言ってるのかというと「CICを参照するまでもなく審査に落ちた」事を指します。

皆さんはクレジットカードに申込をするとクレジットカード会社はCICに登録されているクレヒスなどの情報をすべての申込に対して照会してると思ってる方もいらっしゃると思いますが、実はそうではないのですね。

これは主に外資系のクレジットカードや国内でもステータスの高いクレジットカードの申込の時にある現象なのですが、申込を審査システムにかけて申込書の内容の「属性」を見てCICを参照するまでもなく、この申込者は属性に合わない(年齢が若いとか勤続年数が足りないとか基本的な事項)ということで自動的にシステムで審査に落とすと言うことです。

ただし基本的に、「この人は申込をしてきました」という記録はCICに残さないといけない決まりなので、システム的に遅れてCICに申込履歴を付けに行ったりしますがクレヒスなどの信用情報を見たりしないということです。

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ここで、注意したいのがスコアリングで属性に合わないと「CICすら照会せずに審査に落とした場合」はシステムが申込履歴を付けにいくのを何かのエラーでつけてなかったりするケースが多々あります。

この事で一体何の苦情、クレームが起きるかというと、今の学生さんは個人信用情報を全く知らない層と知ってる層のどちらか極端で、WEBで申込をしたら自分で個人信用情報を開示される方もいらっしゃいます。

今のWEB申込は合否が早いので,個人信用情報に審査が通過すれば申込履歴から成約情報が載ることを知ってる方がいるお客さまの層がいるわけです。

(「クレジットカードの審査が通らなかった時のCICの情報の載り方を参照」)

そんな個人信用情報をよく知っている層の就職内定者の方がクレジットカードの審査の合否をいち早く知りたくて,すぐに自分で個人信用情報を開示をされてCICの信用情報に何も今回の申込についてなにも記載がない場合,合否確認の問い合わせをされてきたら、その時には審査の結果が端末に出てて落ちてる場合があります、その時にクレームが発生するわけです。

「審査に落ちた?自分は今CICを照会しに行ってきたが、何も載っていなかった、CICに照会する前に審査に落としたのか?なんて失礼な事をするんだ!こっちは◯◯◯(某有名企業)に就職内定してる身分なのに、そんなのアリか!◯◯◯だぞ◯◯◯!」と電話口で激しく怒鳴るわけです。

お客さまからは申込の契約書類やWEB画面には「申込に際して個人信用情報機関の情報を利用すること」に同意を貰っていますが、「100%必ず参照する」とは書いてません。

CICを参照すらするまでもなく審査に落とす場合もあるということです、いくらお偉い企業に内定の方でもあくまで内定という属性です、スコアリングに引っかかる場合もあります。

今は大企業に勤務されていても何があるかわからない時代、日本の民生電機(ソニー、パナソニック、シャープ)を見てたらわかりますよね。

そもそも実際に働いてからすぐに辞めてしまう方も非常に多いわけです、大企業だろうと中小企業だろうと全く同じです、こういうご時世に内定者だからと審査にホイホイ通すほどステータスのあるクレジットカードと言うのは甘くありません。

それなのに某有名企業に就職内定だから、このクレジットカードに通らないとはおかしいとかCICすら参照しないで審査に落とすのは失礼だとクレジットカードのコールセンターにクレームを入れるのは、まだまだ世の中の仕組みを知らないとしか言えません。

確かに「内定者でも内定証明書審査は受け付けます」と勧誘してるステータスカードも存在しますが、内定証明書があるから審査に通過するわけではありません。

あくまでそのクレジットカードの求める属性に合い、スコアリングに通過して信用情報も問題がない、これで初めて審査に通過するわけですので、審査に通過しないからといってクレジットカードのコールセンターに電話をかけるのはやめましょう。

このクレームは秋から冬、そして春にかけての風物詩と言いますか、学生さんから申込に関してクレームの電話の多い時期ですので、今年もそんなクレームがまたあちこちのコールセンターで聞かれてることだと思います。

私がかつて勤務していた某クレジットカード会社では、そのようなクレームをつけてきた申込者は、今後スコアリングを満たして審査を通過した時に面倒な顧客になる可能性が高いので、社内システムの審査拒否の設定(そういう項目が画面にあります)の期間を「99年」として事実上、今後の申込を永久拒否とする会社もありました。

このように「CICを参照しないクレジットカード」と言うのは2つの意味を含みます、結構奥が深いですよね?星の数ほどこの手のクレームを受けてきましたのでニュースで「今年の就職内定者が・・」と聞くだけで今でも脊髄反射してしまいす。

繰り返しますが、内定状態でクレジットカードの審査に落ちてコールセンターに電話をしてくる方、合否を確認するのはもちろん構わないのですが、その合否にクレームをつけるマネだけはご自身の今後の為にもしないほうが賢明です、内定はあくまで内定で属性はそんなに高くない、審査に通ってラッキーありがとうございます、このくらいに思っておかないと駄目です。

※CICの来社開示の方法が変わりました、詳しくは
CICの新システムC-touchで実際に信用情報を来社開示してみた
を参照して下さい