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個人信用情報機関について

更新日:

クレジットカード会社が必ず入っている組織が「個人信用情報機関」と呼ばれる所です。

 

ちなみに「入っている」ではなく「加盟していると」正式には言い、個人情報機関から見てクレジットカード会社等の金融機関を「会員」と呼びます。

 

ここでは、消費者のクレジットおよび消費者ローンに関する信用情報.(個人の属性・契約内容・支払状況・残債額など)を加盟会員であるクレジットカード会社などから収集し、それらクレジット会社からの照会に応じて情報を提供しています。

 

個人情報機関には、どういった内容が記載されているのか、見ていきますが、個人信用情報機関は現在大きく分けて3つります。

 

・CIC(株式会社シー・アイ・シー) ※クレジットカード会社、信販会社系 
・JICC(日本信用情報機構) ※消費者金融(サラ金) 信販系
・全国銀行個人信用情報センター(全銀協) ※銀行系

 

上記個人信用情報機関によって、同じ事を指していても若干言い回しが違ったり、
掲載自体がないものもあります。

 

◆本人を特定するための情報

個人を識別するための情報です,勤務先・勤務先電話番号は記載されていない場合もあり。

・氏名(ふりがな)
・性別
・住所
・生年月日
・電話番号
・勤務先電話番号
・勤務先の商号または名称
・運転免許証の番号(本人が交付を受けている場合)
・本人確認書類の記号番号(当該書類により本人確認を行った場合)

 

◆契約内容に関する情報

申し込みの内容に関する情報です、会員はこれをみれば、クレジットカードの契約なのか、キャッシング契約なのか、保証契約なのか等が分かります。ただし、登録会社名は他の会員(クレジットカード会社等)を見ることが出来ません。しかし、クレジット会社等は申し込み内容を見れば、おおよそ、どこの会社がと検討がつくノウハウを各社独自で持っています。
会員(クレジットカード会社等)によって登録内容に癖があるため、一部ではわざとそうしてると言われてます。

・契約日
・契約の種類
・商品名
・支払回数
・契約額(極度額)
・契約終了予定日
・登録会社名等
・貸付日、
・契約金額
・貸付金額
・保証額等

 

◆支払いに関する情報

金融業者からいくら請求がきて、支払いをきちんと行ったかの情報が載ってます。ここを見れば、一発でキチンと支払いがされているか、逆に延滞していたのかが分かります。(会員によっては延滞情報以外、入金履歴を載せない会社もあります(例)アメックス

・入金日
・入金予定日
・報告日
・残債額
・請求額
・入金額
・入金履歴
・異動(延滞・保証履行・破産)の有無
・異動発生日
・延滞解消日
・終了状況等
・完済日

 

どういう時に登録されるのか?

クレジットカードを申し込む時やショッピングローン、消費者金融を利用する際に契約書の裏面の規約をよく見てください。

 

規約に信用情報機関に照会・登録するといった記載があるはずです。

 

ちなみに最近流行のスマートフォンの割賦契約(分割払い)の時の契約書の裏面に細かい字で載ってます。

 

これはどういう事かというとクレジットカード会社ややローンの契約を「 申し込みする時」に、客観的な取引事実を登録した個人の経済的な信用を表す情報を閲覧する為に利用したり、「契約成立時」に登録したりしますよという意味です。

 

◆金融商品を申し込みをした事実

例えばクレジットカードを申し込んだとすると、クレジットカード会社は、審査の為に(今はほぼシステムで自動的に機械的に)個人信用情報機関に申込者の情報があるか照会をかけます。

 

その際に申し込みをした事実・つまり申込情報が登録されるのです。

 

申込情報は、氏名、生年月日、郵便番号、電話番号、照会日、商品名、契約予定額、支払予定回数、照会会社名等などが登録されます。

 

後で詳しく述べますが、短期間に「申込情報が多く登録されている状態」になってしまうと、いわゆる「多重申込」「申込ブラック」の状態となります。

 

「多重申込」に関してはよく議論がよく交わされる言葉なのですが、私のクレジット業務の経験上、多重申込はまず、落ちます。
落ちない人も実際にいますが、それは非常に属性のいい方でツチノコ並に稀です

 

後で詳しく述べますので、それも見て下さい。ちなみに、申し込みの事実は、申し込み日の月を含む6ヶ月後にで消えます。

(関連事項、「多重申込が審査に落ちる理由」も併せて参照)

 

◆契約の成立した事実

契約が成立(つまり審査に通る事)すると、成立したという事が、個人信用情報機関に登録されます。

 

具体的には、契約日、契約の種類、商品名、支払回数、契約額(極度額)、契約終了予定日、登録会社名等などが登録されます。

 

簡単に言うと申込みをしてそれが審査に通ると、申込情報と契約の成約情報の二つが個人信用情報機関に登録されます。

 

後で詳しく書きますが、申込情報が登録されているのにも関わらず、直後に成約情報がないと、客観的に見て審査に落ちたと事が分かります。

 

 個人信用情報は自分で育てる事が出来る、審査落ち対策ができる!

 

このように登録された個人信用情報は、クレジットカード等の金融商品を申し込んだ時に利用されます。

 

申込を受けたクレジットカード会社はその人物に「信用」を与えて良いかを今までの客観的な取引事実を登録した個人の経済的な信用情報を利用して審査するのです。

 

自分の属性はそう簡単に変えられませんが、実は個人信用情報は属性と違い、比較的簡単に良い方向に変える努力をする事ができます。

 

クレジットカードの審査に落ちた方、またはブラックな方(自己破産から5年、任意整理、個人再生の支払い完了から5年)は、まず冷静に現在の自分の個人信用情報を開示して把握、そして綺麗にすること、ここを最も大事だと認識して下さい。

 

クレジットカードを作れないで困っている方は基本的にクレジットカード会社が何を見て審査しているかを理解していません。

 

ここを理解するだけで、時間は掛かりますが、綺麗なな個人信用情報を作り上げる事ができます。

 

それは、耳にした事がある方も多いかもしれませんが、クレジットヒストリー(クレヒス)を積み重ねるという方法です。

 

詳しくは「クレジットヒストリーの作り方(クレヒスの作り方)その1」から参照して下さい。


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